Apple Inc.が、音楽制作アプリ「Logic Pro X 10.5」[Mac App Store]をリリースしたと発表しています。
バージョン10.5は、Logic Pro X史上最大のアップデートで、プロバージョンの「Live Loops」や、一新されたサンプリングワークフロー、新しいビートメイキングツールが追加されています。
Live Loopsは、グリッドにループ、サンプル、録音を並べて音楽を作成できる機能で、Bitcrusher、フィルタ、ゲート、リピーターなどを適用できる「Remix FX」も備えています。
サンプラーはプロ仕様となり、ドラッグ&ドロップでマルチサンプルの音源を作成・編集できるようになっています。サウンド素材を再生可能なサンプル音源に加工できる「Quick Sampler」も搭載しています。
さらに、ドラムビートやベースラインを簡単にプログラムできるステップシーケンサーや、音色調整コントロールで合成のキック、スネア、タム、ハイハットを生成できる「Drum Synth」、カスタムドラムキットを構築できる「Drum Machine Designer」も追加されています。
iPhone/iPad向けの「Logic Remote」[App Store]もアップデートされており、Live Loops内のサウンドのトリガや、Apple Loopsのブラウズおよび追加、Remix FXの適用が可能となっています。