Bloombergが、米国Qualcomm社は2023年発売のiPhone向けに大半のモデムチップを供給する予定であると伝えています。
Qualcommは当初、2023年にiPhone向け5Gモデムチップの約20%を供給すると予想していましたが、11月2日(水)の同社の決算発表で2023年も現在の足場を維持できる見込みだとコメントしたとのことです。
Appleは2019年に米国Intel社のスマートフォンモデム事業を買収し、独自のセルラーモデムチップの開発に取り組んでいますが、Qualcommのコメントにより2023年にはAppleが自社開発モデムチップに移行しないことが確認されました。
今年に入ってBloombergは、モデムチップのプロトタイプ版に加熱の問題があり、Appleが自社開発モデムチップに移行するのは早くても2024年になるだろうと報じていました。