Apple、Mac Pro向けの「M2 Extreme」チップをキャンセル

当サイトはアフィリエイトによる収益を得ており、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。

Bloombergのマーク・ガーマン氏が、AppleはAppleシリコンを搭載した「Mac Pro」の最上位モデルを取りやめたようだと伝えています。

ガーマン氏はニュースレターのPower Onにて、AppleはAppleシリコン搭載Mac Proで4つのM2 Maxのダイを組み合わせた「M2 Extreme」(仮称)チップの採用を計画していたものの、複雑さやコストの問題によりこの最上位構成を廃止した可能性があるとレポートしています。

2つのM2 Maxのダイを組み合わせた「M2 Ultra」チップは、最大24コアCPU、76コアGPUを搭載し、192GBのメモリを備え、M2 Extremeはこの倍となる48コアCPU、152コアGPUを搭載するとされていました。

Mac Studioの最上位M1 Ultraチップ搭載モデルが5,000ドルに達する現在の価格体系に基づくと、M2 Extremeを搭載したMac Proの価格は、チップ以外のアップグレードがなくてもおそらく最低でも10,000ドルになり、開発コストや、エンジニアリングリソース、生産能率に見合わない非常にニッチな製品になるためキャンセルされたようです。

新しいMac ProはM2 Ultraチップを搭載し、メモリ、ストレージ、その他のコンポーネントの拡張性を備える見込みとのことです。

AppleはPro Display XDRのアップデートを含む複数の新しい外部ディスプレイも準備しているようですが、次のハイエンドディスプレイの出荷はMac Proの後になるようです。

さらに、AppleはM2チップとM2 Proチップを搭載した「Mac mini」、M2 ProチップとM2 Maxチップを搭載した14インチおよび16インチの「MacBook Pro」も準備しており、MacBook Proについては来年初めに発売されるとガーマン氏は述べています。

ー 広告 ー