AppleのAR/VRヘッドセット、WWDC23で発表の可能性大

香港TF International Securities社のアナリストであるミンチー・クオ氏が、Appleは6月5日（月）からのWWDC23でAR/MRヘッドセットを発表する可能性が高いとレポートしています。

クオ氏は、Appleのヘッドセットの発表はサプライチェーンの株価にとってプラス要因となるとしています。

Appleのヘッドセットで最もコストがかかるマテリアル上位5種は、マイクロOLEDディスプレイ（ソニー社独占）、デュアルプロセッサー（台湾TSMC社独占）、筐体（中国Everwin Precision社が主要サプライヤー）、12のカメラモジュール（中国Cowell社）、外部電源（中国Goretek社独占）で、サプライヤーへの収益および利益の貢献の観点から見ると、収益規模が最も小さいCowellが最大の受益者となるとのことです。

Appleのヘッドセットの発表が予想を上回るものであれば、ヘッドセットは家電分野で最も重要な新しい投資トレンドになるだろうとクオ氏は述べています。

ミンチー・クオ氏は今年3月に、Appleのヘッドセットの量産スケジュールが2023年第3四半期の中後期に延期されたとツイートしていました。