Apple、「Apple Watch」のステンレススチールケース製造に3Dプリンターを採用

Bloombergのマーク・ガーマン氏が、Appleは「Apple Watch」のステンレススチール筐体の製造に3Dプリンターを使用する計画のようだと伝えています。

Appleはこれまで、鍛造で金属ブロックをデバイスに近いサイズに成形し、CNCで正確な形状に削り出す製造方法を採用していますが、Appleは少なくとも3年前からApple Watchのスチール製ケースの製造で、バインダージェッティングと呼ばれる3Dプリントの一種をテストしているとのことです。

バインダージェッティングは、金属の粉末をバインダー(結合剤)で固めて焼結する方式で、正確なデザインとカットアウトは、従来のプロセスと同様にCNCなどで加工されます。

この工法はApple Watch Series 9のステンレススチールケースでテストされており、2024年にはApple Watch Ultraにも採用する計画のようです。

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