Apple Inc.が、事前の発表通り、米国のオンラインストアにて「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」の販売を停止しました。
米国国際貿易委員会(ITC)は、Apple Watchの血中酸素飽和度測定機能が米国Masimo社の特許を侵害しているとして、米国への輸入差し止めを命じる決定を下しており、Appleは12月25日(月)までの大統領審査期間が終了して輸入禁止令が発効するのに備え、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売を一時停止すると発表していました。
実店舗では12月24日(日)から販売が停止される予定です。
また、Bloombergが、輸入禁止令が発効すると保証対象外のApple Watch Series 6以降とApple Watch Ultraの修理・交換もできなくなると報じています。
Appleはカスタマーサービスチームに対し、12月25日(月)以降は保証期間が過ぎたApple Watch Series 6以降とApple Watch Ultraの交換を行わないよう通達したとのことです。
Appleは通常、Apple Watchのハードウェアが故障した場合、正常品と交換して対応しています。