Apple Inc.が、「iPadOS 18」を発表しています。
「iPadOS 18」の新機能
- 計算機アプリ
タイプ入力または手書きで記述した数式を瞬時に計算する計算メモを搭載。グラフ機能も搭載。計算メモは、メモアプリの新しい計算メモフォルダからアクセス可能。 - スマートスクリプト
手書きメモを読みやすくリアルタイムで補正。タイプ入力したテキストを手書きメモにペーストすると、同じ手書きのスタイルに。 - ホーム画面のカスタマイズ
任意の空きスペースにアプリやウィジェットを配置してホーム画面をさらにカスタマイズ可能に。アプリアイコンとウィジェットは、ダークや色合いのエフェクトで新しい外観にすることも可能。 - 再設計されたコントロールセンター
メディアの再生、ホームのコントロール、接続機能など、ユーザーが最もよく使うコントロールの新しいグループにスワイプでアクセス可能。 - タブバー
アプリのコンテンツの上にフローティング形式で配置されるタブ。サイドバーに展開させることも可能。 - 刷新された写真アプリ
シンプルになった1つのビューにグリッド表示され、コンテンツをアルバムに整理せずに最近の項目や旅行などのテーマごとにブラウズできるコレクション機能を搭載。毎日アップデートされる新しいカルーセル表示も。 - メッセージ
任意の文字、単語、フレーズ、絵文字に適用できる書式やアニメーションのテキストエフェクト、絵文字やステッカーを含められるようになったTapback、メッセージのスケジュール機能を搭載。 - Safari
機械学習を使ってウェブページの重要な情報を浮かび上がらせるハイライト機能、要約や目次を導入した新しいリーダーを搭載。 - 新しいプライバシー機能
アプリをFace ID、Touch ID、デバイスのパスコードでロックできる機能、アプリの情報を検索や通知に表示させない機能を搭載。アプリと共有する連絡先を選べるように。 - 新しい「パスワード」アプリ
自分のパスワード、パスキー、Wi-Fiパスワード、確認コードにアクセスできるキーチェーン基盤のアプリ。 - SharePlay
友人や家族を離れた場所からサポートする際に、画面共有で自分の画面をタップしたり描画することで、相手が何をすべきか示すことが可能に。デバイスをリモートでコントロールする許可を求めることも可能。 - フリーボード
シーンを作成してボード上の複数のセクションをトピック別に整理し、すばやくシーンに移動して表示できるように。 - ゲームモード
特に長時間のプレイセッション中に、バックグラウンド処理を最小限にして一貫したフレームレートを維持し、AirPodsやゲームコントローラなどのワイヤレスアクセサリの反応を向上させる。 - カレンダー
イベントとリマインダーのタスクが表示されるように。カレンダーから直接リマインダーの作成、編集も可能に。 - Appleマップ
米国のすべての国立公園のハイキングコースを提供。 - アクセシビリティ機能
視線だけでiPadを操作できる内蔵オプションの視線トラッキングや、カスタマイズした音を出してタスクを実行できるボーカルショートカットを搭載。
iPadOS 18は、デベロッパ向けベータ版が本日よりApple Developer Programのメンバーに提供され、パブリックベータ版は来月中に提供されます。正式版は今年の秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。
iPadOS 18は、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro、iPad Air(M2)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第7世代以降)、iPad mini(第5世代以降)に対応しています。