Apple Inc.が、「watchOS 11」を発表しています。
watchOS 11の新機能
- バイタルアプリ
主要な健康指標を確認したり、自分の健康状況をより詳しく把握したりすることが可能。 - 妊娠中のさらなるサポート
iPhoneまたはiPadのヘルスケアアプリで妊娠を記録すると、Apple Watchの周期記録アプリに妊娠期間が表示され、ユーザーは妊娠中によく起こり得る症状を記録することが可能に。 - トレーニングの負荷
ワークアウトの強度や時間が長期的にユーザーの体にどのような影響を与えているかを測定するための新しい方法。ワークアウト後に得られるエフォート評価を使って算出。 - アクティビティリングの調整
1日、1週間、1か月間などの期間においてアクティビティリングの一時停止が可能に(バッジの連続達成記録に影響を及ぼさない)。 - フィットネスアプリのカスタマイズ
フィットネスアプリは概要タブをカスタマイズして見たいものを表示できるように。 - スマートスタック
Shazam、写真、距離などの新しいウィジェットが追加。時刻、日付、場所、日課などにもとづいてウィジェットを提案するように。 - 「写真」文字盤のカスタマイズ
機械学習を使って何千枚もの写真を分析し、美しさ、構図、顔の表情にもとづいておすすめを提案。 - 到着確認
ワークアウト中を含め、到着確認が利用可能に。ワークアウトアプリから到着確認に直接アクセスでき、ワークアウトを終了したかどうかを友人や家族に通知。 - 翻訳アプリ
対応している20言語のいずれかの翻訳にアクセス可能。Apple Watchの設定と異なる言語が使われている場所に移動している場合、翻訳アプリのウィジェットを自動的に提供。 - ダブルタップジェスチャー
メッセージ、カレンダー、天気など任意のアプリをスクロールできるように。 - ワークアウトアプリ
強化されたGPS測位を使ってアウトドアローイングなどより多くのワークアウトで距離やルートマップを記録可能に。 - プールスイミング
カスタムワークアウトが使えるように。 - Appleマップ
米国のすべての国立公園のハイキングコースを提供。 - 通知の要約
Apple Intelligenceによる通知の要約がiPhone 15 Pro/MaxからApple Watchに転送。 - チケットの機能強化
開場時間や開演のタイミングなど、Appleウォレットのチケットに関するより多くの情報を確認できるように。イベントはスマートスタックでライブアクティビティとして表示される。 - Tap to Cash
Apple WatchをほかのApple WatchまたはiPhoneに近づけるだけで、Apple Cashの送信や受領が可能に。
watchOS 11は、デベロッパ向けベータ版が本日よりApple Developer Programのメンバーに提供され、パブリックベータ版は来月中に提供されます。正式版は今年の秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。
watchOS 11は、iOS 18以降を搭載したiPhone XS以降と、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Series 6以降、Apple Watch Ultra以降で利用できます。