Apple、M4チップファミリー搭載の「MacBook Pro」を発表

Apple Inc.が、M4チップファミリーを搭載した「MacBook Pro」を発表しています。

新しいMacBook Proは、「M4」チップ、「M4 Pro」チップ、そして新しい「M4 Max」チップを搭載し、16GB〜のユニファイドメモリを備えています。

14インチのエントリーモデルに搭載しているM4チップは、4つの高性能コアと最大6つの高効率コアを備えた最大10コアのCPU、10コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大32GBのユニファイドメモリに対応し、最大120GB/sの帯域幅を備えています。

M4搭載MacBook Proの性能1

  • Affinity Photoでの画像処理が、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大7倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大1.8倍高速。
  • Blenderでの3Dレンダリングが、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大10.9倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大3.4倍高速。
  • Adobe Premiere Proでのシーン編集の検出が、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大9.8倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大1.7倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

M4 Proチップは、最大10の高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大14コアCPU、最大20コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大64GBのユニファイドメモリに対応し、最大273GB/sの帯域幅を備えています。また、Thunderbolt 5にも対応しています。

M4 Pro搭載MacBook Proの性能1

  • Maxon Redshiftでのシーンのレンダリングのパフォーマンスが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大4倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大3倍高速。
  • MathWorks MATLABでの動的システムのシミュレーションが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大5倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大2.2倍高速。
  • Oxford Nanopore MinKNOWでのDNA配列のベースコールが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大23.8倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大1.8倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

M4 Maxチップは、最大12の高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大16コアCPU、最大40コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大128GBのユニファイドメモリに対応し、最大546GB/sの帯域幅を備えています。M4 Proと同様、Thunderbolt 5に対応しています。

M4 Max搭載のMacBook Proの性能1

  • Maxon Redshiftでのシーンのレンダリングのパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大7.8倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大3.5倍高速。
  • Xcodeでコードをコンパイルする際のビルドのパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大4.6倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大2.2倍高速。
  • Topaz Video AIでのビデオ処理のパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大30.8倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大1.6倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

ディスプレイもアップグレードされ、SDRコンテンツを最大1,000ニト(旧モデルは最大600ニト)で表示できるようになっています。また、反射による映り込みを抑えるNano-textureディスプレイのオプションが追加されています。

さらに、新しい12MPセンターフレームカメラを搭載しており、ビデオ通話中に人物を中央に収めることができるセンターフレームと、デスクを上から見た映像を表示するデスクビューに対応しています。

ポート類は、M4モデルが40Gb/s Thunderbolt 4を3基、M4 Pro/Maxモデルは120Gb/s Thunderbolt 5を3基搭載しています。

M4/Proモデルは、最大2台の外部ディスプレイを接続する場合は、6K@60Hz×2、または、6K@60Hz×1+最大4K@144Hz×1、1台の場合は、8K@60Hzまたは4K@240Hzに対応しています。

M4 Maxモデルは、最大4台の外部ディスプレイを接続する場合は、6K@60Hz×3+4K@144Hz×1、最大3台の場合は、6K@60Hz×2+8K@60Hz×1または4K@240Hzに対応しています。

また、全モデル共通で、SDXCカードスロット、HDMIポート、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポートも備えています。

カラーはスペースブラックとシルバーの2色で、価格はM4搭載14インチモデルが248,800円〜、M4 Pro搭載14インチモデルは328,800円〜、16インチモデルは398,800円〜です。本日予約受付開始で、11月8日(金)発売予定です。

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