タグアーカイブ:MacBook Pro(14インチ、2024)

M4 MacBook Proはディスプレイに量子ドットフィルムを採用

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米国Display Supply Chain Consultants社のロス・ヤング氏が、M4チップファミリーを搭載したMacBook Proはディスプレイに量子ドットフィルムを採用しているとXにポストしています。

Appleはこれまで、効率性に優れ、有害なカドミウムを含有しない赤色KSF蛍光体フィルムを使用していましたが、M4 MacBook ProではKSFフィルムよりも広色域で優れたモーションパフォーマンスを備えたカドミウムフリーの量子ドットフィルムに変更されているとのことです。

M4 Pro搭載のMacBook ProとMac miniで「高出力モード」が利用可能に

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MacRumorsが、本日発売のM4 Pro搭載「MacBook Pro」と「Mac mini」で「高出力モード」を利用できるようになっていると伝えています。

高出力モードは、8Kカラーグレーディングといった負荷が高い状況が持続するような場面で、ファンが通常より高速に回転して冷却能力を上げて最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするエネルギーモードで、これまでM3 Maxを搭載したMacBook Proで提供されていました。

Ars Technicaが行ったMac miniの短時間のテストでは、高出力モード時はファンの騒音がかなり大きくなるものの、パフォーマンスの向上はごくわずかだったとのことです。

「M4 Pro」のベンチマークスコアが公開

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MacRumorsが、Geekbenchで「M4 Pro」のベンチマーク結果が公開されたと伝えています。

M4 Proを搭載した16インチ「MacBook Pro」と「Mac mini」の結果が公開されており、スコアは以下のようになっています。

M4 Pro搭載MacBook Pro/Mac mini

  • シングルコアスコア:3,634
  • マルチコアスコア:22,094

M3 Pro搭載MacBook Pro

  • シングルコアスコア:3,107
  • マルチコアスコア:15,269

M2 Ultra搭載Mac Studio

  • シングルコアスコア:2,777
  • マルチコアスコア:21,351

M4 ProはM3 Proと比べてシングルスコアは17%、マルチコアスコアは45%上回る結果となっています。

Apple、M4チップファミリー搭載の「MacBook Pro」を発表

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Apple Inc.が、M4チップファミリーを搭載した「MacBook Pro」を発表しています。

新しいMacBook Proは、「M4」チップ、「M4 Pro」チップ、そして新しい「M4 Max」チップを搭載し、16GB〜のユニファイドメモリを備えています。

14インチのエントリーモデルに搭載しているM4チップは、4つの高性能コアと最大6つの高効率コアを備えた最大10コアのCPU、10コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大32GBのユニファイドメモリに対応し、最大120GB/sの帯域幅を備えています。

M4搭載MacBook Proの性能1

  • Affinity Photoでの画像処理が、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大7倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大1.8倍高速。
  • Blenderでの3Dレンダリングが、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大10.9倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大3.4倍高速。
  • Adobe Premiere Proでのシーン編集の検出が、Core i7搭載13インチMacBook Proと比較して最大9.8倍高速、M1搭載13インチMacBook Proと比較して最大1.7倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

M4 Proチップは、最大10の高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大14コアCPU、最大20コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大64GBのユニファイドメモリに対応し、最大273GB/sの帯域幅を備えています。また、Thunderbolt 5にも対応しています。

M4 Pro搭載MacBook Proの性能1

  • Maxon Redshiftでのシーンのレンダリングのパフォーマンスが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大4倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大3倍高速。
  • MathWorks MATLABでの動的システムのシミュレーションが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大5倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大2.2倍高速。
  • Oxford Nanopore MinKNOWでのDNA配列のベースコールが、Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大23.8倍高速、M1 Pro搭載16インチMacBook Proと比較して最大1.8倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

M4 Maxチップは、最大12の高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大16コアCPU、最大40コアGPU、16コアNeural Engineを備え、最大128GBのユニファイドメモリに対応し、最大546GB/sの帯域幅を備えています。M4 Proと同様、Thunderbolt 5に対応しています。

M4 Max搭載のMacBook Proの性能1

  • Maxon Redshiftでのシーンのレンダリングのパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大7.8倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大3.5倍高速。
  • Xcodeでコードをコンパイルする際のビルドのパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大4.6倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大2.2倍高速。
  • Topaz Video AIでのビデオ処理のパフォーマンスが、Intel Core i9搭載16インチMacBook Proと比較して最大30.8倍高速、M1 Max搭載16インチMacBook Proと比較して最大1.6倍高速。
  1. 2024年8月から10月にかけてAppleが実施したテスト結果によります。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/macbook-proをご覧ください。

ディスプレイもアップグレードされ、SDRコンテンツを最大1,000ニト(旧モデルは最大600ニト)で表示できるようになっています。また、反射による映り込みを抑えるNano-textureディスプレイのオプションが追加されています。

さらに、新しい12MPセンターフレームカメラを搭載しており、ビデオ通話中に人物を中央に収めることができるセンターフレームと、デスクを上から見た映像を表示するデスクビューに対応しています。

ポート類は、M4モデルが40Gb/s Thunderbolt 4を3基、M4 Pro/Maxモデルは120Gb/s Thunderbolt 5を3基搭載しています。

M4/Proモデルは、最大2台の外部ディスプレイを接続する場合は、6K@60Hz×2、または、6K@60Hz×1+最大4K@144Hz×1、1台の場合は、8K@60Hzまたは4K@240Hzに対応しています。

M4 Maxモデルは、最大4台の外部ディスプレイを接続する場合は、6K@60Hz×3+4K@144Hz×1、最大3台の場合は、6K@60Hz×2+8K@60Hz×1または4K@240Hzに対応しています。

また、全モデル共通で、SDXCカードスロット、HDMIポート、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポートも備えています。

カラーはスペースブラックとシルバーの2色で、価格はM4搭載14インチモデルが248,800円〜、M4 Pro搭載14インチモデルは328,800円〜、16インチモデルは398,800円〜です。本日予約受付開始で、11月8日(金)発売予定です。