Apple Inc.が、「macOS 14.3」「iOS 17.3」「iPadOS 17.3」「watchOS 10.3」「tvOS 17.3」と、「iOS 16.7.5」「iPadOS 16.7.5」「iOS 15.8.1」「iPadOS 15.8.1」のリリース候補をApple Developer Programメンバーに配布しています。

macOS 14.3では、友人と一緒にApple Musicのプレイリストを作成できる機能が追加されています。また、設定アプリのAppleCareと保証で、同じApple IDでサインインしているすべてのデバイスの保証範囲を確認できるようになっています。

iOS 17.3では、iPhoneが盗まれてパスコードも取得された場合の対策として、保存されているパスワードへのアクセス、紛失モードのオフ、全てのコンテンツと設定の消去、Safariに保存されている支払い方法の使用などに、Face IDまたはTouch IDによる認証を要求する「Stolen Device Protection」（盗難デバイス保護）が追加されています。

また、黒人歴史月間を記念した新しい「ユニティブルーム」壁紙や、友人と一緒にApple Musicのプレイリストを作成できる機能も含まれています。

watchOS 10.3では、黒人歴史月間を記念した新しい「ユニティブルーム」文字盤が追加されています。

Apple Inc.が、「macOS 14.3 beta 3」（ビルド23D5051b）、「iOS 17.3 beta 3」（ビルド21D5044a）、「iPadOS 17.3 beta 3」（ビルド21D5044a）、「watchOS 10.3 beta 3」（ビルド21S5642a）、「tvOS 17.3 beta 3」（ビルド21K5643b）をApple Developer Programメンバーに配布しています。

iOS 17.3では、iPhoneが盗まれてパスコードも取得された場合の対策として、「Stolen Device Protection」（盗難デバイス保護）が追加されています。

この機能を有効にすると、保存されているパスワードへのアクセス、紛失モードのオフ、全てのコンテンツと設定の消去、Safariに保存されている支払い方法の使用などに、Face IDまたはTouch IDによる認証が必要となります。

さらに、Apple IDのパスワード変更といった機密性の高いアクションはセキュリティ遅延で保護され、1時間後にFace IDまたはTouch IDによる再認証が必要となります。ただし、iPhoneが自宅や職場など身近な場所にある場合は再認証は求められません。

他にも、友人と一緒にApple Musicのプレイリストを作成できる機能が追加されています。

Apple Inc.が、「macOS 14.3 beta 2」（ビルド23D5043d）、「watchOS 10.3 beta 2」（ビルド21S5635d）、「tvOS 17.3 beta 2」（ビルド21K5635c）をApple Developer Programメンバーに配布しています。

「iOS 17.3 beta 2」（ビルド21D5036c）、「iPadOS 17.3 beta 2」（ビルド21D5036c）も公開されていましたが、一部のユーザーからインストールしようとすると再起動を繰り返すブートループが発生すると報告されており、Appleが公開を中止しました。

デベロッパーのギリェルメ・ランボー氏によると、「背面タップ」を有効にしているとこの問題が発生するようです。