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Bloombergのマーク・ガーマン氏が、Appleは2025年より自社設計のモデムを採用する計画であると伝えています。
Appleは、2005年にコードネーム「Sinope」(シノーペ)、2026年に「Ganymede」(ガニメデ)、2007年に「Prometheus」(プロメテウス)と呼ばれるモデムを投入する計画とのことです。
Sinopeの5Gはミリ波非対応でSub-6のみに対応し、複数の周波数帯を束ねてネットワーク容量と速度を向上させるキャリアアグリゲーションは4波のみ(Qualcommは6波以上)となり、ダウンロード速度は最大で約4Gbpsで、ミリ波に対応していないQualcommのモデムよりも遅いそうです。
このモデムは「iPhone SE」「iPhone 17 Slim」(仮称、コードネーム:D23)や、ローエンドの「iPad」に採用され、ハイエンド製品には搭載されないそうです。
第2世代のGanymedeはミリ波、6Gbpsダウンロード、6キャリアアグリゲーションをサポートする予定で、「iPhone 18」シリーズやiPadの上位モデルに採用されるようです。
第3世代となるPrometheusではパフォーマンスと人工知能機能でQualcommを上回ることを目指しているようで、次世代衛星ネットワークにも対応するそうです。
Appleは将来的に、モデムとメインプロセッサを1つのコンポーネントに統合することを検討しているとのことです。
Appleは2019年に米国Intel社のスマートフォンモデム事業を買収し、モデムチップの開発に取り組んでいました。Qualcommとのライセンス契約は2027年3月まで延長されています。