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Apple Inc.が、「watchOS 10」を発表しています。
watchOS 10ではインターフェイスが再設計され、より多くの情報を一目で確認できるようになっています。また、Digital Crownを回すだけでユーザーの状況に応じたタイムリーなウィジェットを表示する「スマートスタック」も導入しています。
コントロールセンターはサイドボタンを使ってアクセスできるようになり、Digital Crownをダブルクリックすると最近使用したアプリに戻ります。
また、新しい文字盤「パレット」と「スヌーピー」が追加されています。
watchOS 10ではサイクリング機能が強化され、ワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサーなどのBluetooth対応のサイクリングアクセサリに自動的に接続できるようになります。さらに、サイクリングのワークアウトはライブアクティビティとしてiPhoneに表示されるようになります。
また、ハイキングも強化されており、コンパスアプリで「モバイル通信に接続できる最後の地点のウェイポイント」と、「緊急電話に発信できる最後の地点のウェイポイント」を自動的に生成するようになります。
さらに、瞬間的な感情や日々の気分を記録して、感情の認識を深め、回復力を高めるのに役立てる新しいアプリ「マインドフルネス」や、近視のリスクを低減するための機能として、日光の下で過ごした時間を測定できる機能と、30cm未満の距離でデバイスを持っていると遠ざけるように促す「画面からの距離」機能も追加されています。
watchOS 10のその他のアップデート
- NameDropで、ユーザーはApple Watchを相手のiPhoneに近づけることで簡単に連絡先情報を共有できます。Apple Watchユーザーは連絡先アプリのマイカードの共有ボタンをタップするか、マイカードの文字盤コンプリケーションをタップしてApple Watchと相手のApple Watchを近づけることでNameDropを使うこともできます2。
- iPhoneのオフラインマップでは、ターンバイターンのナビゲーション、到着予定時刻、マップの場所などに、Wi-Fiやモバイルデータ通信のない場合でもアクセスできるようになります。これらの機能は、iPhoneとペアリングされていて接続範囲内にあるApple Watchでも使うことができます。
- ユーザーはFaceTimeビデオメッセージの再生を開始して、Apple Watchから直接確認できるようになります。さらに、グループFaceTimeオーディオがApple Watchで利用できるようになります。
- 服薬アプリでは、指定した時間から30分経過しても服薬が記録されない場合にフォローアップのリマインダーを受け取れるようになります。
- Apple Fitness+にはカスタムプランが導入され、曜日、時間、ワークアウトの種類などにもとづいてカスタムワークアウトや瞑想のスケジュールを受け取る新しい方法となるほか、ユーザーが選択した複数のワークアウトと瞑想をシームレスに連続で行えるスタック、音楽またはトレーナーの声の音量を優先させることができるオーディオフォーカスが導入されます。
2. NameDropは、年内にソフトウェアアップデートによってApple Watchで利用できるようになります。
watchOS 10のデベロッパ向けベータ版は本日より、パブリックベータ版は来月より、正式版は秋より提供されます。
対応機種はApple Watch Series 4以降です。