Adobe Systems Incorporatedが、「Adobe MAX 2018」にて、Adobe Creative Cloudのアップデートと、ビデオ編集アプリ「Adobe Premiere Rush CC」、iPad版「Adobe Photoshop CC」、イラスト制作アプリ「Project Gemini」を発表しています。
新しい「Photoshop CC」は、「コンテンツに応じた塗りつぶし」ワークスペースや、プレースホルダーとして使用するシェイプやテキストフレームを作成できる「フレームツール」、シンメトリーの図形を描画できる「シンメトリーモード」、日本語フォントに対応したフォント検索「マッチフォント」といった新機能が追加されています。
「Lightroom CC」「Lightroom Classic CC」は、パフォーマンスの向上とワークフローの強化、「Illustrator CC」は、複雑なカラーブレンドを簡単に作成できる「フリーグラデーション」機能、「InDesign CC」は、コンテンツの要素を維持したまま自動サイズ変更する「内容を自動認識に応じて合わせる」機能などを搭載しています。
Adobe Premiere Rush CCは、YouTubeなどのソーシャルビデオを作成するためのアプリで、ビデオ撮影から、編集、カラー調整、オーディオ調整、モーショングラフィックステンプレートの活用、ソーシャルプラットフォームでの公開まで可能なオールインワンです。macOSやiOSなどで利用できます。
iPad版Photoshop CCは、Photoshopのフル機能を使用できるアプリです。iPad版でPSDファイルを開き、Creative Cloud経由でデスクトップ版と行き来しながら編集可能で、iPad版のみで完結させることもできます。2019年リリース予定です。
Project Geminiは、ビットマップとベクターに加え、新しいダイナミックブラシを統合したイラスト制作アプリです。iPad版が2019年にリリースされる予定です。
Published: 2018/10/16 0:08