Mac Rumorsでは、Final Cut Pro User Group Networkが、4月12日(火)に開催する「Las Vegas SuperMeet」にて、スペシャルゲストプレゼンテーションを予定していると案内していると伝えています。また、Final Cut Pro User Group Networkは、同イベントのスポンサーのロゴを全てウェブページから削除しているとのことです。
ProVideoCoalitionは以前、AppleがAJA、Avid、Canon、BlackMagic、AutodeskなどにLas Vegas SuperMeetでのプレゼンテーションの中止を要請しており、新しい「Final Cut Pro」の発表を計画しているようだとレポートしていました。
またFilmMakerMagazineによると、Editors' Loungeが開催した「Pre-NAB Discussion Panel」にて、Bunim/Murray Prodsのポストプロダクション担当バイスプレジデントであるマーク・ロドニス氏が新しいFinal Cut Proについてコメントしているとのことです。Appleは以前、ビデオ編集関係者を招いて新しいFinal Cut Proを披露しており、ロドニス氏も招待されていたそうで。
ロドニス氏は、元NHLの名選手、ウェイン・グレツキー氏を隠喩として用いて新しいFinal Cut Proの特長を説明しています。ウェイン・グレツキー氏は、成功の秘訣を聞かれた際に、「パックが向かう先に滑っていくことだ」と答えており、これがAppleの哲学や考え方、新しいFinal Cut Proへのアプローチを例示していると語っています。ロドニス氏は、パックの向かう先として、ファイルベースのワークフロー、Thunderbolt、iPad、競合他社を挙げています。また、新しいFinal Cut Proの発売は春になるだろうと述べています。
Published: 2011/4/10 19:02